- 2万歩歩いたときの消費カロリー。
- 2万歩歩いたときの歩行距離。
- 2万歩歩くのにかかる時間
- 1日2万歩は歩きすぎかどうか。
書いているのはこの私
58歳アラカンブロガー/ウォーキングとアディダスのスタンスミスをこよなく愛する/毎日8000歩のウォーキングが日課/ウォーキングの足元は当然スタンスミス/
こんにちは、アラカンスミスです。
ウォーキングには、下記のようなさまざまな効果があることは知られています。
- 高血圧の改善
- 肥満の解消
- 心肺機能の強化
- ストレス解消
- ダイエット
そして、歩けば歩くほど効果があると信じている人は多いです。
逆です。
歩きすぎると、逆に次のようなデメリットがあります。
- 疲労が蓄積する。
- けがのリスクがある。
- 心臓に負担がかかる。
結論を言います。
1万歩なら問題ありませんが、
1日2万歩は歩きすぎです。
ウォーキング歴4年、58歳の私アラカンスミスが身をもって実証してみました。
合わせて、2万歩歩いたときの
- 消費カロリー
- 歩行距離
- 所用時間
上記の3つのデータも紹介します。
58歳が2万歩歩いたリアルなデータです。
この記事は、以下の人に必ず役に立つ内容です。
- これからウォーキングを始めようと思っている人。
- 歩けば歩くほど効果があると思っている人。
- 1日何歩歩くのがいいか知りたい人。
- 1日2万歩歩くメリットとデメリットを知りたい人。
ぜひ最後までお読みください。
1日2万歩は歩きすぎ? 実際に歩いてみた結果
私アラカンスミスは、4年前から毎日ウォーキングを続けています。
1日に4000歩から1万歩くらいを、無理のない範囲で歩くように心がけています。
2023年11月某日、1日2万歩は歩きすぎなのか、実際に歩いて検証しました。
11月とは思えない陽気の中でトライしました。
11月なのに気温25度超えの夏日。
歩き始めてすぐに汗ばみ、半袖Tシャツ1枚になりました。
2万歩歩いた際の歩行距離、消費カロリー、所用時間は次の通りです。
1日2万歩は歩きすぎ? 歩行距離は?
1日2万歩歩いたら、歩行距離は何キロになったかというとー
58歳、身長183センチのアラカンスミスの歩幅で、16.48キロでした。
16.48キロといってもどれくらいかピンとこないかもしれません。
イメージしやすいように、東京駅からの距離で説明します。
- 東京駅~川崎駅→18.6キロ
- 東京駅~舞浜駅→12.7キロ
東京駅~川崎駅を歩くには少し足りませんが、東京駅から東京ディズニーランドがある舞浜駅までは軽く歩ける距離、それが16.48キロです。かなりのものですよね。
ちなみに、歩数ごとの歩行距離はというと、
- 1000歩▶0.84キロ
- 2000歩▶1.65キロ
- 5000歩▶4.13キロ
- 1万歩▶8.25キロ
- 1.5万歩▶12.36キロ
- 2万歩▶16.48キロ
となっています。
おおよそ1000歩で800メートルというペースで歩きました。
1日2万歩は歩きすぎ? 消費カロリーは?
1日2万歩歩いた場合の消費カロリーは、869.61カロリーでした。
そして、歩数ごとの消費カロリーは、
- 1000歩▶44.35カロリー
- 2000歩▶87.04カロリー
- 5000歩▶217.77カロリー
- 1万歩▶435.46カロリー
- 1.5万歩▶652.41カロリー
- 2万歩▶869.61カロリー
上記のようになっています。
869.61カロリーといわれてもピンとこない人のために、吉野家の牛丼で換算してみます。
- 並盛633カロリー
- 大盛838カロリー
- 特盛1022カロリー
となります。
1.5万歩で牛丼並盛1杯分、2万歩で牛丼大盛1杯分のカロリーが消費されるという計算です。
1日2万歩は歩きすぎ? 所要時間は?
1日2万歩歩くのにかかった時間は、3時間7分でした。
途中の休憩時間は含んでいません。
3時間7分は純粋に歩いた時間です。
以下、歩数ごとの所用時間です。
- 1000歩▶14分
- 2000歩▶22分
- 5000歩▶49分
- 1万歩▶1時間36分(96分)
- 1.5万歩▶2時間21分(144分)
- 2万歩▶3時間7分(187分)
最初の1000歩はペースがつかめずゆっくりでしたが、2000歩以降はおおむね10分で1000歩のペースで歩けています。
1日2万歩は歩きすぎ? 1日の歩数の目安は?
実際に検証してみて実感したのですが、1日2万歩はどう考えても歩きすぎです。
4年間続けている私アラカンスミスがそう思ったのですから、初心者の人がいきなり2万歩歩くのはどう考えても危険です。
2万歩歩いてみてどれくらいつらかったか、実体験を元に分かりやすく説明していきます。
世界一売れているスニーカーとしてギネスブックにも登録されている人気スニーカー。シンプルでスタイリッシュなデザインは、ビジネスからカジュアルまであらゆるシーンにマッチします。
もちろんウォーキングとの相性も抜群です。
私アラカンスミスは本革モデルのスタンスミスと合成皮革モデルのスタンスミスサステナブルを所有しています。
今回はスタンスミスサステナブルを履いて歩きました。
>>スタンスミスサステナブル=合成皮革モデル
>>スタンスミスlux(ラックス)=本革モデル
>>スタンスミスリーコン(Recon)=本革モデル
>>スタンスミスABCマート版=合成皮革モデル
1日2万歩は本当につらかった
1日2万歩を歩くにあたり、目標があった方が歩きやすいと考えました。
そこで、第1チェックポイントに設定したのが、雨の日など天気の悪いときに館内でウォーキングしているショッピングセンターです。
いつもなら、このショッピングセンターまでは車で行きますが、今回は歩いて目指します。
天気もいいし快適。
スタートから72分後(1時間12分後)に到着しました。
意外と近かった
歩数を確認すると、7689歩でした。
意外と少ないという印象です。
ということは、このショッピングセンターと自宅との往復では15000歩くらいにしかなりません。
遠回りして歩数を稼ごうと、第2チェックポイントとして、よく利用する図書館を選びました。
ショッピングセンターを出発して64分後、図書館に到着しました。
ここまでの歩数は14,041歩。
この時点ですでに、私アラカンスミスの足はパンパンになっていました。
季節外れの暑さもあって、疲労がかなりたまってきています。
休憩をとった後、残りの6000歩達成に向けて出発しました。
自分との闘い
15000歩を超え、ここからは本当に気力との勝負。
自分との闘いでした。
少しでも気分を紛らわせようと景色の良い河川敷を歩きましたが、この時点で景色を楽しむ余裕はありませんでした。
18000歩を過ぎたあたりからは、
あと2000歩・・・。
あと残り1000歩・・・。
と自分に言い聞かせ、やっとの思いで2万歩達成しました!
ふだん12000歩くらい歩いても大した疲れはなかったので、2万歩もいけると思っていたのですが、18000歩あたりを超えてからはかなりキツかったです💦
経験をふまえ、この結論に達しました。
58歳の身に1日2万歩は歩きすぎ。
結局、1日の歩数の目安は?
それでは1日の歩数の目安はどのくらいなのかーという話ですが、
厚生労働省のアクティブガイド~健康づくりのための身体活動指針によりますと、健康な体づくりのためには1日合計60分、高齢の人は1日合計40分、元気に体を動かすことを推奨していて、18歳~64歳の1日の歩数の目安は8000歩となっています。
とほ山も1日40分、4000歩のウォーキングを最低ラインに、とにかく毎日続けることに重点を置いています。
1日2万歩歩くメリットはあるのか?
1日2万歩はどう考えても歩きすぎなのですが、実はメリットもあります。
私アラカンスミスが実際に2万歩歩いて実感したメリットを、わかりやすく説明します。
日頃の嫌なことを忘れられる
1日2万歩歩いて、わかったことがあります。
毎日ウォーキングを続けているアラカンスミスは、最初の1万歩くらいは音楽を聴いたり、周囲の景色を楽しんだり、いろいろ考え事をしたりしながら歩けます。
しかし、1.5万歩を超えると何も考えられなくなります。
会社であった嫌なことを思い返す余裕はありません。
日頃の嫌なことを忘れて、一心不乱にストレスフリーで歩くことができます。
よく眠れるようになる
私アラカンスミスは典型的な夜型。午前2時から3時ごろまで起きていて、ベッドに入ってもなかなか寝付けないタイプです。
しかし、2万歩歩いた日の夜は、午後10時に就寝しました。
眠くてしょうがなかったのです。
午前6時まで、一度も目覚めることなく熟睡しました。
なので、ぐっすり眠りたいなら1日2万歩を試してみるのもいいかもです!
1日2万歩歩くデメリットはあるのか?
1日2万歩を歩くことで、
- 日頃の嫌なことを忘れられる。
- ぐっすりと眠ることができる。
上記のメリットを得ることができますが、もちろんデメリットもあります。
私アラカンスミスの実感としては、むしろ58歳の身にはデメリットの方が多かったという印象です。
実体験を元に、詳しく説明していきます。
意識がもうろうとしてくる
毎日のウォーキングを日課にしているとほ山でも、2万歩は大変でした。
具体的には、18000歩を超えたあたりからの疲労は半端なかったです💦
足が上がらなくなる身体的疲労に加え、意識がもうろうとしてきました。
ラスト2000歩は、水分補給したり十分に休憩をとりながら、やっとの思いで歩き通しました。
1日2万歩は、間違いなく体に大きな負担がかかります。
よっぽど体力に自信のある人以外には、とてもおすすめできません。
次の日以降の疲労が半端ない
2万歩歩いている最中も疲労は大きいですが、次の日、その次の日の疲労が半端ないです。
足(特に膝の裏)、ふくらはぎ、腰が3日間痛かったです。
50代以上の人が1日2万歩歩くと、3日間くらいは体調が戻らないと覚悟した方がよさそうです。
時間がかかりすぎる
1日2万歩歩くのにかかった時間は3時間8分。
ただ、これは純粋に歩いた時間で、休憩した時間を含めると3時間40分かかりました。
ウォーキングはたまに長距離歩くのではなく、少しずつでもいいので継続することが大切です。
毎日続けることに意義があります!
1日2万歩歩こうと思ったら、3時間40分かかります。
毎日3時間40分もウォーキングに時間をかけてはいられません。
なので、1日2万歩は歩きすぎです。
まとめ▶1日2万歩は歩きすぎ?消費カロリーや歩行距離を検証
58歳の私アラカンスミスが、実際に2万歩歩いてみた結果は以下のようになりました。
- 歩行距離▶16.48キロ
- 消費カロリー▶869.61カロリー
- 所要時間▶187分(3時間7分)
そして、1日2万歩歩いてみて、
- 日頃の嫌なことを忘れられる。
- ぐっすり眠ることができる。
というメリットを感じた一方で、
- 意識がもうろうとしてくる。
- 次の日以降の疲労が半端ない。
- 時間がかかりすぎる。
というデメリットも感じました。
メリットはあったものの、体への負担が大きいというデメリットの方が勝り、
1日2万歩は歩きすぎ
という結論に至りました。
20代、30代の若い人やスポーツを続けていて体力に自信のある方は、苦もなくこなせるかもしれません。
ただ、私アラカンスミスのような50代後半にとっては、デメリットの方が多いという結論です。
とはいえ、ウォーキングは適切な歩数、時間で続けるとメリットは大きいです。
ダイエットの効果も期待できます。
厚生労働省のアクティブガイド~健康づくりのための身体活動指針では、1日8000歩を推奨しています。
毎日続けようと思ったら、4000歩~1万歩の範囲で無理なく行うことが大事です。
楽しみながら自分のできる範囲でウォーキングを続け、健康な生活を楽しみましょう!